【コラム】第32回 国勢調査
5年に1回の国勢調査が総務省統計局主導のもとにはじまっております。インターネットでの回答は9/14より受付開始しており、10/7までだそうです。調査票(紙)での回答は10/1~10/7とインターネットより短めの期間となっております。
□国勢調査の案内(統計局HPより)
笑顔の素敵な女性のバナーをクリックすると2020年の国勢調査の総合サイトに飛んでいきます。
□国勢調査の封筒
先週、著者の自宅の郵便受けにも入っていた実際の国勢調査の封筒です。ここ数回はインターネットによる回答をしており、今年もインターネットにてアンケート項目に回答いたしました。中身は調査の内容説明と、実際の回答は紙の場合マークシートに記入します。インターネットの日本の普及率は2018年で約8割とかなりの世帯で普及しているので、おそらく大部分の回答はインターネット経由ではないでしょうか。(回答する方もアンケートを集める方もデジタルの方が対応しやすいはずです。)
□調査項目
実際の調査項目はマークシートより伺えます。人口、世帯、就業者などの調査項目が並び前回通りの内容と言えますが、西暦の末尾が0の年は「大規模調査」、末尾が5の年には「簡易調査」としており、項目数に違いがあるようです。詳しくは、国勢調査のよくある質問Q5-1を参照ください。
※令和2年国勢調査では、調査項目に変更はないのですか。(Q5-1)
また、この国勢調査の内容がGISデータとして一般公開されるのは例年通りだと2年後の令和4年になります。ですので、実際の内容から若干タイムラグはあります。ただし、速報値に関しましては2021年6月をめどに公開される方向で進んでいるようです。
国の機関が主導で行う統計調査はこの国勢調査が大規模で網羅性のあるもので、やはり地域特性などの把握には欠かせないものであると言えます。Withコロナの時代に様々な人流データなどが紹介されていますが、民間主導のものですとどうしても調査対象に偏りが出てくるのは否めません。国主導の全国民を対象とした大規模な調査ですので信頼性もあり、2年待たされるものの今後も欠かせない統計データの1つであると思われます。
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