【記事】第12回 競合店データ
競合店データに関して紹介します。競合店データの種別は主に2種類あります。
1. 電話帳データを元にカテゴリ分けしたもの
2. チェーン店にフォーカスしたもの
□電話帳データを元にカテゴリ分けしたもの
電話帳データを元にしたもので元データのボリューム(数百万件レベル)がそれなりにあり、個人店も含めてカバーされているので競合店データとして基本のデータとなります。ただし、細かな営業時間などの属性などはありません。電話帳データの歴史はかなり古くからあります。
□チェーン店フォーカスしたもの
チェーン店にフォーカスしており、チェーンを選択することで全国展開しているチェーン店舗が抽出可能です。電話帳データでは、チェーン店に含まれる名称のみのデータですが、このチェーン店データがコード化されて管理されており、チェーンごとの分析には最適です。ただし個人店はないため、地域の商店街で個人経営されているお店などはデータ自体が存在しておりません。データボリュームも電話帳データに比べて数十分の1ぐらいです。(数十万件レベル)
電話帳に比べると比較的新しく、Webをクロールして作成していたり、人手による人海戦術などで作成していたり様々です。
電話帳データ例)
□競合店データ比較
元となるデータ | メリット | デメリット |
電話帳データ |
・個人店も含めて全国をカバー ・地域のローカル店舗も含めて分析できる |
・お店の営業時間など細かい属性情報までは有していない |
チェーン店データ |
・お店の営業時間など細かい属性情報がある ・チェーンごとの分析ができる |
・個人店まではカバーしていない |
大は小を兼ねるではないですが、すべての領域をカバーできる電話帳データを基本とし、必要に応じてチェーン店データを利用する、といったスタンスをお勧めします。
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