【記事】第6回 ブランドについて語ろう!
ブランドというと高級外車やバッグ、アクセサリーといったものに結びつきやすいですが、ここでは身近な日常の食品から七味ブランドについて考えてみたいと思います。
□八幡屋礒五郎の七味唐からし)
写真は、「忘れられぬ、信州の味。」をキャッチフレーズにしている八幡屋礒五郎の七味唐からしです。著者は、長野に行くたびに小袋の七味を買って、自宅にある缶に入れ替えています。創業はなんと1736年(元文元年)で江戸時代です。
近所のスーパーでも大手メーカーの七味が売っていますが、なんとなく家にある七味はこの10数年から八幡屋礒五郎の七味唐からしです。この味が週末の食卓に並ぶ焼き鳥などとあってしっくりくるからです。
Wikipediaからブランドを引用してみます。
「ブランド(英: brand)とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス(それらに関してのあらゆる情報発信点を含む)と消費者の接触点(タッチポイントまたはコンタクトポイント)で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。」
そしてこの七味は長野に行くと思いだします。もともとは初代の方が、七味唐辛子を善光寺の堂庭(境内)で売り出したのが始まりだそうです。長野県内のお土産屋さんやスーパーには必ずと言ってよいほど置いてありますが、関東では取り扱っているお店自体が少なく、たまに見かける程度です。この「八幡屋礒五郎の七味唐からし」は、長野の信州というエリアと強く結びついているのが伺えます。
□エリアによる商品の認知度イメージ
このようにエリアによって商品の流通量や認知度が異なり、エリアAではあまり知られていなかったり取り扱いも少なかったりするものが、エリアBでは知る人ぞ知るというように認知されていて、流通そのものも場合によっては一番だったりするケースも少なくありません。
mapDISCOVERY では、将来的にこのブランドによる購買傾向が把握できるような仕組みを検討していきたいと思います。皆様ご期待ください。
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